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瑞智のコンプレッサー、10%再値上げ


ニュース その他製造 作成日:2008年3月10日_記事番号:T00005984

瑞智のコンプレッサー、10%再値上げ

 
 コンプレッサー世界大手の瑞智精密は7日、コンプレッサー価格を10%値上げすると発表した。瑞智によると、昨年の予算編成時には1トン6,800米ドルだった銅の国際価格が最近8,900米ドルにまで跳ね上がっており、鉄鉱石も今年は65%値上がりすることからコンプレッサーの主要原料である鉄、銅、シリコンスチールシートが10%値上がりして、コストを吸収し切れなくなっているという。瑞智では3月に入って川下メーカーに値上げを通知している。8日付経済日報が報じた。

 コンプレッサー値上げを受けて、大同綜合訊電は今年クーラーは全面的に3~4%値上げするが、それでもコスト上昇の一部を反映しているに過ぎず、コンプレッサーが再度値上がりすればそれに応じてクーラー価格を引き上げると語った。

 また、瑞智の大株主でもある声宝(サンポ)は、昨年第4四半期にクーラーの原料コストが10%に達したため、今年の新機種を既に1~3%値上げした。その他の機種は販売経費を抑制することで吸収するとしている。

 一方歌林(コリン)は、3月1日に今年の価格を発表したばかりですぐに値上げすることは難しいとの見方だ。