ニュース 電子 作成日:2015年10月16日_記事番号:T00059849
スマートフォン用カメラレンズ最大手、大立光電(ラーガン・プレシジョン)が15日に発表した第3四半期の連結売上高は前期比16.8%増の160億8,600万台湾元(約600億円)で過去2番目、純利益は17億元の為替差益に支えられ、70%増の82億500万元と過去最高を記録した。16日付工商時報が報じた。
ただ粗利益の薄いボイスコイルモータ(VCM)の出荷が増えたこと、および新製品の良品率が低かったことから粗利益率は55.1%と、前期の57.7%から2.6ポイント低下した。
ラーガンの林恩平執行長は、今後の売上高見通しについて「10、11月は前月比増収となる。12月はまだ分からない」と語った。
また林執行長は、ラーガンがほぼ独占受注するアップルのスマホ、iPhone向けレンズについて、アップルが調達先の分散を図るとの観測が絶えないことに対し「大手顧客が2社以上のサプライヤーを抱えることは正常で、受注量の多寡は各サプライヤーの力量に左右される」と語り、動じない姿勢を見せた。
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