ニュース 電子 作成日:2015年10月16日_記事番号:T00059855
SSD(ソリッドステートドライブ)コントローラIC市場で台湾メーカーがシェアを拡大する中、業界最大手のマーベルは第4四半期、28ナノメートル製造プロセスを採用した製品を発表した他、中国のメモリーモジュールメーカー、深圳市江波龍電子(Longsys)と提携して中国政府のデータセンター用SSDのサプライチェーン入りを果たした。台湾の群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)、慧栄科技(シリコン・モーション・テクノロジー)は苦戦を強いられそうだ。16日付電子時報が報じた。
独立系のSSDコントローラIC市場はマーベル、ファイソン、慧栄科技が分け合っている。台湾メーカーは主に55ナノプロセスを採用しているが、マーベルの28ナノ採用製品はローエンドからハイエンドまで全客層をカバーし、低消費電力の強みを持つことから、世界のSSD業界に大変動をもたらす見通しだ。
メモリー業界関係者は、台湾メーカーが28ナノプロセス採用のSSDソリューションを提供できるのは早くても来年と予測。投資対効果を考えて多くの企業が28ナノへの移行に二の足を踏んでいると指摘した。
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