ニュース 社会 作成日:2015年10月19日_記事番号:T00059860
今年6月27日に八仙水上楽園(新北市八里区)で起きた粉じん爆発事故で、士林地方法院検察署はこのほど、カラーパウダーを噴出させる担当だったアルバイトの男性(19)が転倒したことが爆発の引き金になったと断定したが、男性は安全研修を受けていなかったことから過失責任は問えないとして、不起訴処分となった。17日付蘋果日報が伝えた。
調べによると、男性は二酸化炭素ボンベを使い、紫色のカラーパウダーを噴出させようとしたところ、強烈な噴出力で転倒。その弾みで高温の照明にカラーパウダーが入り、粉じん爆発が起きたことが分かった。照明内部は温度が1,250度に達していたとされる。捜査関係者は「男性が転倒しなければ、爆発は起きなかったとみられる」と話した。
男性は爆発の原因が自分にあると告げられると、「謙虚に受け止める。被害者とその家族を思うと沈痛な思いだ」と話した。
今回の事故では、イベントを主催した玩色創意国際の責任者、呂忠吉容疑者が業務上過失致死傷罪で起訴されたほか、起訴猶予となった施設関係者の資産21台湾元(約77億円)相当が差し押さえられている。
中華民国消費者文教基金会(消基会)は今後、被害者家族による集団損害賠償訴訟を支援していく方針だ。
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