ニュース 金融 作成日:2015年10月19日_記事番号:T00059868
トムソン・ロイターの統計によると、台湾の金融機関は今年第1~3四半期の協調融資(シンジケートローン)が373億米ドルと前年同期比49%増えた。景気低迷でアジア太平洋地域の協調融資が2~4割減少しているのと対象的だ。19日付工商時報が報じた。
トムソン・ロイターは、台湾の協調融資が増えたのは、台湾高速鉄路(高鉄)財政再建プランの契約修正に協調融資121億米ドルが含まれているためで、これを除くと第1~3四半期の協調融資は前年同期と同水準だと指摘した。
主幹事別の第1~3四半期協調融資は、首位の台湾銀行が140億5,900万米ドル(市場シェア37.71%)に上り、2~15位の総額と同規模だった。台湾銀行は、日本を除くアジア太平洋地域で5位と、4位の中国・国家開発銀行の146億6,400万米ドルに迫った。
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