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台プラ、1〜2月累計売上高が過去最高


ニュース 石油・化学 作成日:2008年3月10日_記事番号:T00005987

台プラ、1〜2月累計売上高が過去最高

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の2月の売上高は、原油高の恩恵と、生産能力拡充などにより合計で1,356億台湾元(約4,544億円)に達した。また、同4社の1~2月売上高の累計は2,800億元近くに上り、同時期では歴代最高となった。証券会社では、第1四半期の4社の売上高は4,000億元の好成績となると予測している。8日付工商時報が報じた。
  
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 スチレンモノマー、高純度テレフタル酸(PTA)などの価格が大幅に上昇した台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)は、単月の売上高が過去最高の244億4,900万元となり、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)も2月は前年同月比78.67%大幅増の761億元となった。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)も、中国の春節(旧正月)明け需要と雪害後の復興需要により、前年比56.79%増の159億2,300万元となった。

 一方、エチレングリコール価格下落と稼働日数が少なかった影響で、南亜塑膠(南亜プラスチック)の2月売り上げは、前月比11.3%減の191億2,000万元にとどまったが、1~2月の売上高は406億8,000万元で前年同期比40%の成長となった。