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ファーウェイがPC参入か、「台湾ブランドへの影響小さい」


ニュース 電子 作成日:2015年10月19日_記事番号:T00059878

ファーウェイがPC参入か、「台湾ブランドへの影響小さい」

 17日付工商時報によると、中国の通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)が来年、受託メーカーの比亜迪(BYD)をパートナーとして2イン1パソコン「MateBook」を国内発売し、PC市場に参入するとの観測が出ている。業界では、同国のPC最大手、聯想集団(レノボ)が大きな打撃を受けるが、台湾の宏碁(エイサー)と華碩電脳(ASUS)については、中国シェアが高くないため影響は小さいと予測されている。

 観測によるとファーウェイの第1弾製品はロー〜ミドルエンド路線を取り、中央処理装置(CPU)には同社傘下、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)の「Kirin」が搭載される見通しだ。またOS(基本ソフト)はウィンドウズ10、またはアンドロイドを基に独自開発したユーザーインターフェースが採用される可能性があるという。

 中国では今年、スマートフォン市場が初めてマイナス成長を記録する見通しとなる中、同国のスマホブランドは海外市場に活路を求めたり、製品ラインの拡大により生き残りを図っている。こうした中、ファーウェイも水面下でPC市場参入に向けた準備を進めているようだ。