ニュース 電子 作成日:2015年10月19日_記事番号:T00059881
EMS(電子機器受託生産サービス)世界最大手、鴻海精密工業の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は、同社子会社、富智康集団(FIHモバイル)の中国・江蘇省昆山工場に自社で研究開発(R&D)したロボットアーム2,000台以上を導入済みで、世界最先端の精密機器製造人材「養成学校」を目指すと語った。ロボットアーム2,000台以上の導入で、労働力5,000人以上の節約になるという。中国メディアの報道を基に17日付経済日報などが報じた。
FIHモバイルの昆山工場は同時に、デジタル制御マシニングセンター3,000台以上を導入して自動化を促進し、生産効率と良品率を向上させている。
中国メディアの報道によると、鴻海は過去20年で昆山に17億米ドル以上を投資し、生産額は2,300億人民元(約4兆3,300億円)、貿易額は126億米ドルに上った。
鴻海の中国の生産拠点では、ロボット「FoxBot(フォックスボット)」を導入し、量産を加速している。鴻海と提携するソフトバンクは10月1日に感情機能を搭載した人型のロボット「Pepper(ペッパー)」の法人向けモデル「Pepper for Biz」の申し込み受け付けを開始し、既に販売予定台数に達した。
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