ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

年初来で台湾元安2%進行、下落幅がウォン上回る【図】


ニュース 金融 作成日:2015年10月20日_記事番号:T00059898

年初来で台湾元安2%進行、下落幅がウォン上回る【図】

 台湾元の年初来の対米ドル下落幅は2.16%と、韓国ウォンの1.94%を上回っている。20日付工商時報が報じた。

 19日の台湾元相場は前日比0.087元(0.27%)上昇し、1米ドル=32.418元と約2カ月ぶり元高ドル安となった。10月以来の上昇幅は台湾元の2.19%に対し、ウォンは5.74%に上った。

 銀行の為替担当者は、上半期にウォンが大幅下落したが、下半期にはウォンが大幅上昇した一方、台湾元は中央銀行(中銀)がブレーキをかけていると指摘。これにより、年初来の下落幅でウォンを逆転したと説明した。

 国際決済銀行(BIS)が発表した台湾元の9月実質実効為替レート(REER)は103.15と、2013年7月以来27カ月連続でウォンを下回った。台湾元がウォンより輸出競争力があることを表す。