ニュース 電子 作成日:2015年10月20日_記事番号:T00059904
20日付電子時報によると、世界的にスマートフォン需要が下向く中、アップルのiPhone6シリーズの販売好調によりサムスン電子やソニー、小米科技(小米、シャオミ)、華碩電脳(ASUS)などが打撃を受け、部品調達コストの削減を進めていることがサプライヤーの反発を招いているようだ。特にプリント基板(PCB)業界では、受注規模が小さければほぼ利益が出ないとして、受注を拒むケースも出ているという。
iPhone6sの好調な売れ行きにより、同ブランドのサプライチェーンでは多くのメーカーが恩恵を受けている。台湾のPCBメーカーではiPhone6およびiPhone6s向け供給を行う臻鼎科技控股(ZDT)と台郡科技(フレキシウム・インターコネクト)は大幅な業績成長を達成している。
一方、苦戦するその他スマホブランドの出荷不振から、サプライチェーンは受注削減および値下げ要求に直面している。業界関係者によると、小米、ASUS、宏達国際電子(HTC)といったブランドは過去半年間、厳しい調達コスト削減を進めている。このためサプライヤーは利益の期待できない受注を捨て、その他分野の開拓を図る姿勢を示しているという。
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