ニュース 電子 作成日:2015年10月20日_記事番号:T00059905
中国政府の統計によると、同国スマートフォン産業の生産額は8月の前年同月比5.5%増から9月は0.9%減に転じた。第1〜3四半期は前年同期比1.6%減で、今年通年でマイナス成長に陥る可能性がある。中国市場への依存度が高い鴻海精密工業など台湾サプライヤーに影響が懸念されている。20日付経済日報が報じた。
中国のスマホ市場はかつて急速な成長を遂げ、今や世界最大となっている。受託生産の鴻海や英業達(インベンテック)、IC設計の聯発科技(メディアテック)、DRAMの華亜科技(イノテラ・メモリーズ)、南亜科技など多くの台湾メーカーが同市場への依存度を高めている。
うち南亜科技は第3四半期の本業の利益が前期比24.5%減、粗利益率は37.3%と40%を割り込み過去7四半期で最低となった。パワーアンプ(PA)受託生産の宏捷科技(アドバンスト・ワイヤレス・セミコンダクター、AWSC)も、これまで続いていた売上高の過去最高更新が9月で途切れた。
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