ニュース 電子 作成日:2015年10月20日_記事番号:T00059910
ファウンドリーの力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)は20日、中国・安徽省合肥市で12インチウエハー工場「合肥晶合集成電路」の着工式を開催した。中台合弁の12インチ工場建設は、聯華電子(UMC)が福建省アモイ市で今年3月に着工したのに続く2例目。20日付工商時報などが報じた。
合肥晶合集成電路は、パワーチップと合肥市建設投資控股の合弁で、投資額は135億3,000万人民元(約2,540億円)。2017年に量産開始予定で、月産能力は4万枚。製造プロセスは0.15マイクロメートル、0.11マイクロメートル、90ナノメートルで、液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC、パワーマネジメント(電源管理)IC、CMOSイメージセンサーなどを生産する。
着工式前日の19日、パワーチップや合肥市政府が合同で晩餐会を開催し、関係者400人以上が集まった。台湾からは台湾半導体産業協会(TSIA)の他、▽聯発科技(メディアテック)▽群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)▽立錡科技(リッチテック・テクノロジー)▽聯詠科技(ノバテック・マイクロエレクトロニクス)▽奇景光電(ハイマックス・テクノロジーズ)▽奕力科技(イリテック)▽瑞鼎科技(レイディウム・セミコンダクター)──をはじめ、パワーチップ関連会社、サプライヤーなど200人が出席した。
合肥市政府は、中国の液晶パネル大手、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が年内に次世代生産ラインの着工を予定しており、合肥市に重要な半導体クラスターが構築されると指摘。また同市政府はガラス基板大手の米コーニングと溶解炉設立について協議していると明かした。
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