ニュース 政治 作成日:2015年10月21日_記事番号:T00059917
洪秀柱副主席に代わって総統選挙に出馬することが決まった国民党の朱立倫主席は20日、ラジオ番組のインタビューで、国民党の現状を「ニワトリとウサギが同じ籠の中にいる状態」と表現。有力者の間の怨恨(えんこん)や、主流派と非主流派、統一色の強い「深藍」と薄い「浅藍」、地方と都会など各派の間の亀裂は想像以上に複雑、深刻で、自身の想像を超えていたと語った。21日付中国時報が報じた。
朱主席は「党内の分裂は本当に反省しなければならない」と嘆いた(20日=中央社)
朱主席は、馬英九総統と王金平副主席(立法院長)の政争によって生じた遺恨を解こうとしたことがあると告白。「ところが、党内の怨恨と闘争は、決して数回の意思疎通で解決できるようなものではなかった」と述べ、党内のしこりは生易しいものではないと説明した。
また、王副主席が総統選に出馬しなかったのは、馬総統が阻止したためとの観測について、「馬総統は、出馬してはならないとは決して言っていない」と説明した。確実なのは王氏の夫人が反対したことで、「私は当時、王夫人に10〜20回電話したが、一度も出てくれなかった」と語った。
朱主席はまた、総統選で敗れた場合、党主席を辞任する考えを示した。
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