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上半期の旅行収支赤字、円・ユーロ安で海外旅行者数増加


ニュース 金融 作成日:2015年10月21日_記事番号:T00059920

上半期の旅行収支赤字、円・ユーロ安で海外旅行者数増加

 行政院主計総処は20日、訪台外国人が台湾で使う金額(旅行収入)から、台湾人が海外で支払う金額(旅行支出)を差し引いた上半期の旅行収支が5億7,000万米ドルの赤字となったと明らかにした。同期としては5年ぶりの赤字で、差額は過去7年で最大となった。円安とユーロ安で台湾人の海外旅行者数が大幅に増加したことが要因だ。21日付工商時報が報じた。

 上半期の旅行収入は70億6,000万米ドルで前年同期比1.9%減少した。上半期の訪台旅行者数は延べ500万人で前年同期比3.4%増加したものの、1人当たりの平均消費額は1,417米ドルと5.2%減少した。

 一方、上半期の旅行支出は76億3,000万米ドルで前年同期比18%増となった。台湾人の海外旅行者数は延べ647万人と前年同期比11.5%増加した。また、1人当たりの海外旅行での平均消費額は1,179米ドルだった。