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越峰、サファイア基板向けインゴットを拡産


ニュース 電子 作成日:2008年3月10日_記事番号:T00005993

越峰、サファイア基板向けインゴットを拡産

 
 鉄芯メーカーの越峰電子(ACMEエレクトロニクス)は7日、発光ダイオード(LED)用サファイア基板向け単結晶インゴットの研究成果を発表し、呉憲聡総経理は「今年新製品の成果が実を結ぶ」と語った。越峰は経済部工業局による新製品開発に対する補助を受け、LED用サファイア単結晶の製造に投資を行い、応用開発を進めてきた。昨年9月に少量を出荷した後、昨年末にはさらに生産ラインを10台に増やしている。8日付経済日報が報じた。

 域内初のLED用サファイア基板向け単結晶インゴットの生産能力を備えたメーカーとなった越峰は、「これまで域内では主にロシア、米国、日本などから輸入しており、毎月36万枚の需要がある」とした上で、「10年までに生産機器を120台にまで増やしても、1月の生産能力は26万枚でまだ需要には追い付かない」と同製品への期待を示している。

 また、呉総経理は「ソフトマグネットの生産能力を4割増強し、本業でも世界第3位の鉄芯メーカーに成長する」と抱負を語った。