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南亜プラ、米で製品を高付加価値化


ニュース 石油・化学 作成日:2015年10月21日_記事番号:T00059930

南亜プラ、米で製品を高付加価値化

 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の南亜塑膠工業(ナンヤ・プラスチックス、南亜プラ)は、米サウスカロライナ州のポリエステル繊維工場の生産品目をファイバーフィルやカーペット用繊維などの高付加価値製品に切り替えたほか、有名企業へのPETボトル用ペレット供給契約を結ぶなど、米国への投資を拡大している。21日付工商時報が伝えた。

 サウスカロライナ工場の生産能力は年86万トンで、主にポリエステル綿とPETペレットを生産している。しかし、最近の輸入クオータ解消で、中国や東南アジア製品が米国に安値で輸入されたため、高付加価値製品への転換が必要になった。

 南亜プラはまた、米国にエチレングリコール(EG)の新工場(年産83万トン)の建設も計画している。