ニュース 石油・化学 作成日:2015年10月21日_記事番号:T00059931
力麗集団(LEALEAグループ)の郭紹儀董事長は、ベトナム工場建設を検討中で、土地4件を選定していると明かした。グループのポリエステル(PET)事業の今後20年の需要に充てる見込み。初期投資額は約1億米ドルを予定する。21日付工商時報が報じた。
郭董事長は、グループの規模拡大に今後20年で80ヘクタールの土地が必要で、ベトナム政府が設置した工業団地の土地2件や私有地などを選定していると説明した。また、水資源、環境基準、地方政府の支持を得られるかなども考慮しており、慎重に検討した後で決定すると話した。
力麗のベトナム投資検討は、紡織事業における環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)商機だけが狙いでなく、同社の世界展開の一環でもある。力麗は、同社がここ1〜2年で開発したPET材は靴、アパレル向け市場で大きな収益力を発揮している他、応用範囲がますます拡大しており、今後、加工糸市場などで需要がさらに多様化するとの見方を示した。
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