ニュース 電子 作成日:2015年10月21日_記事番号:T00059933
IT(情報技術)関連情報サイト、CNETの報道を基に21日付蘋果日報が伝えたところによると、華碩電脳(ASUS)の施崇棠董事長はこのほど、社内でバーチャルリアリティー(仮想現実、VR)対応ヘッドマウントディスプレイ(頭部装着ディスプレイ、HMD)の開発を検討していると明らかにした。現時点で具体的なタイムテーブルは設定していない。
マイクロソフト(MS)は今年、視界に3D(3次元)オブジェクトを表示できるHMD「ホロレンズ」を発表。現時点で量産は開始されていないが、来年第1四半期には同製品用コンテンツ開発者向けに配布する予定だ。こうした中、ASUSも同製品に関心を寄せており、「ASUS版ホロレンズ」開発に向けて協議を行っているという。
なお施董事長は、かつてグーグルが開発したものの発売中止となった眼鏡型ウエアラブル(装着型)端末について「VR機能を提供できなかったことが失敗の要因」と指摘し、同機能が市場発展の鍵を握るとの見方を示した。
なおMSのホロレンズの販売価格について市場では3,000米ドルと予測されているが、ASUSなどの参入が価格の引き下げにつながると期待されている。
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