ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

生保業界、ファンドラップ商品が人気


ニュース 金融 作成日:2015年10月22日_記事番号:T00059947

生保業界、ファンドラップ商品が人気

 生命保険業界では、投資先ファンドの選択など資産運用を全面的に一任する「ファンドラップ投資型保険商品」が人気を集めており、投資型保険商品の新契約年換算保険料は9月末現在で2,807億台湾元(約1兆350億円)に達した。22日付工商時報が伝えた。

 ファンドラップ投資型保険商品は昨年から人気を集め始め、分配金が毎月支払われるタイプの商品が発売された後、さらに売り上げを伸ばしている。

 保険商品の販売が全体として減少する中、投資型保険商品の新契約年換算保険料は通年で前年比2.5%の3,600億元に達し、2007年以来8年ぶりの水準を記録すると予想されている。

 9月までの投資型保険商品の新契約年換算保険料上位は、国泰人寿保険(キャセイライフ)が926億元、アリアンツ生命保険(安聯人寿保険)が577億元、BNPパリバ・カーディフ(法国巴黎人寿保険)が548億元、合作金庫人寿保険が199億元などとなっている。上位4社で投資型保険商品市場の8割以上を占めた。各社は銀行経由の販路で売り上げを伸ばしている。