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凌巨の第3世代工場、拡充に10億元投入


ニュース 電子 作成日:2008年3月10日_記事番号:T00005995

凌巨の第3世代工場、拡充に10億元投入


 今年、中華映管(CPT)から第3世代液晶パネル工場を買い取った凌巨科技(ジャイアントプラス・テクノロジー)は、現在稼働率が90%以上で、第1四半期の売上高が予想を上回る昨年第4四半期比3%成長する見通しだ。凌巨では今年第3世代工場の生産能力を4万枚から5万枚に拡充する計画で、資本支出は10億~12億台湾元(約33億5,000万円~40億円)となる見込みだ。8日付工商時報が報じた。

 凌巨では、第3世代工場が加わり、デジタルカメラ、全地球測位システム(GPS)などの製品が新たに第2四半期から出荷されることになり、昨年125億7,000万元だった同社の年間売上高は今年、45.5%成長するとみている。

 凌巨の曽栄祥副総経理によると、昨年は携帯電話用パネルが出荷の60%、コンシューマ向け電子製品が40%だったが、今年は第3世代工場を分散して振り向け、コンシューマ向け電子製品の比率を50%まで引き上げる。さらに下半期、華映と提携して中型パネルの開発を行うとの計画を示した。