生物技術開発中心（生技中心、ＤＣＢ）はこのほど、内外の製薬会社数十社と業界連合「次世代抗体薬物聯盟（Next-generation Antibody Drugs Alliance）」を結成した。22日付工商時報が伝えた。
生技中心は抗体医薬品市場が年平均10％の成長が見込めることから、▽台湾神隆（サイノファーム台湾）▽台湾浩鼎生技（ＯＢＩファーマ）▽中裕新薬（タイメド・バイオロジクス）▽永昕生物医薬（マイセナックス・バイオテック）▽生達化学製薬（スタンダード・ケム＆ファーム）▽英アブゼナ──などに業界連合の結成を呼び掛けた。
生技中心の甘良生執行長は「次世代抗体医薬品では、二重特異性抗体（Bi-specific Antibody）と抗体薬物複合体（Antibody Drug Conjugates、ＡＤＣ）に潜在成長力がある。業界連合が今年７月に発足して以降、次世代抗体薬物に関する研究開発経験の共有と技術交流を進めており、リスクと開発コスト低減で、共に抗体医薬品市場に進出していきたい」と説明した。
