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台北市中心部のQ3住宅価格、1坪100万元割れ【表】


ニュース 建設 作成日:2015年10月22日_記事番号:T00059954

台北市中心部のQ3住宅価格、1坪100万元割れ【表】

 不動産仲介大手、信義房屋仲介が21日発表した統計によると、台北市大安区、信義区のエレベーター附設マンションの第3四半期住宅価格はいずれも1坪当たり100万台湾元(約370万円)を割り込んだ。中心部は値崩れしにくいと考えられていたが、台北市12区のうち両区を含む9区の価格が前年第2四半期比で下落した。22日付工商時報が報じた。

 大安区の第3四半期住宅価格は1坪当たり87万6,000元で前年第2四半期の102万4,000元から15%下落、信義区は88万1,000元で101万3,000元から13%下落した。中正区は79万3,000元で9%下落、松山区は77万4,000元で8%下落した。

 一方、南港区は1坪当たり57万9,000元と3%上昇した。比較的手ごろな価格の万華区は57万5,000元(横ばい)、文山区は49万1,000元(横ばい)、北投区は48万8,000元(6%下落)だった。

 曽敬徳・信義房屋不動産企画研究室専案経理は、不動産投機抑制策を受けて1年以上かかって住宅価格が調整され、低価格での売買成立が増えていると分析した。