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デスクトップ通年出荷15%減へ、中堅メーカー撤退加速も


ニュース 電子 作成日:2015年10月22日_記事番号:T00059959

デスクトップ通年出荷15%減へ、中堅メーカー撤退加速も

 今年はマイクロソフトが新OS(基本ソフト)「ウィンドウズ10」を発表したものの、デスクトップパソコンの商機は盛り上がらず、業界では通年の出荷台数が前年比で15%以上減少するとの見方が出ている。20%以上落ち込むとの予想もある。22日付電子時報が報じた。

 デスクトップPCは、ビジネス向けおよび教育向け製品の入札規模が縮小したため、ウィンドウズ10が発売された第3四半期も出荷が減少した。オールインワン(モニター一体型、AIO)PCは同期は横ばい、軽量タイプのミニPCは出荷を伸ばした。

 デスクトップPC市場の縮小により、中堅メーカーやホワイトボックスが撤退を加速させる恐れがある。また、プロセッサーやマザーボード、メモリーなど部品メーカーにも影響を及ぼし、マザーボード業界では、大手の華碩電脳(ASUS)と技嘉科技(ギガバイト・テクノロジー)が中堅の華擎科技(アスロック)や微星科技(MSI)のシェアを奪って出荷量を維持している状況だ。