ニュース 自動車・二輪車 作成日:2015年10月22日_記事番号:T00059960
トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の蘇純興総経理は21日、10月の自動車市場について、各社の販促キャンペーン実施で購買意欲が「爆発的に」高まっていると指摘した。市場全体の販売台数は前月比20%以上増え、当初予測の3万台を上回ると予想した。また通年でも困難とみられていた42万台突破の可能性が出てきたと語った。22日付経済日報が報じた。
和泰汽車は21日、新型レクサスRXシリーズを日本より1日早く発表した。来年の販売目標は今年比3割増の4,000台だ(同社リリースより)
上半期の自動車市場は昨年を上回る好調さだったが、8月に大きな買い物には縁起が悪いとされる「鬼月」(旧暦7月、今年は8月14日~9月12日)に入った他、9月には財政部が乗用車買い替え時の貨物税(物品税)減税構想を明らかにしたことで、消費者の模様眺め傾向が強まり、市場が急激に冷え込んだ。
しかし10月に閣議決定した貨物税条例改正案が消費者の期待にそぐわず、自動車各社が販促キャンペーンを打ち出したことで、これまで抑制されていた購買意欲が第4四半期に一気に解放される見通しだ。
10月1〜20日の新車登録台数は、前月比21.5%増、前月同期比4%増の1万4,192台。和泰汽車は前月比53.5%増の3,856台だった。
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