ニュース 電子 作成日:2015年10月22日_記事番号:T00059963
偏光板用保護フィルム世界最大手、藤森工業(東京都新宿区、布山英士社長)の台湾子会社、台湾賽諾世は21日、南部科学工業園区高雄園区(高雄市路竹区)に建設中だった新工場が完成、供用開始となった。同工場では当初、液晶ディスプレイの偏光板用保護フィルムや光学粘着シート(OCA)剝離フィルムを生産し、友達光電(AUO)や群創光電(イノラックス)など台湾の液晶パネルメーカーへ供給する。初年度売上高は60億円を目指す。22日付工商時報が報じた。
陳菊高雄市長は新工場の完工式典に参列し、今後R&Dセンターを設置するなど、高雄の光学産業の発展に力を貸してほしいと述べた(高雄市リリースより)
同社は高機能フィルムの需要が高い台湾市場を好感し、高雄工場設置を決めた。来年は工場の第2期工事および研究開発(R&D)の推進も検討中だ。
経済部工業局は、同社の高雄工場稼働により、台湾の液晶パネルメーカーは材料調達の時間短縮とコスト削減につながると指摘した。
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