ニュース 運輸 作成日:2015年10月23日_記事番号:T00059975
曳船(タグボート)サービスの裕品実業はこのほど、タグボートを5隻しか保有していない同業の高雄港勤服務が高雄港の曳船業務の85%を受託していると指摘し、港湾運営会社、台湾港務(TIPC)は同港における監督管理権を放棄していると批判。公平な業務委託を行うよう要望した。23日付工商時報が報じた。
高雄港で曳船業務を行うのは裕品実業と高雄港勤の2社のみ。複数の船舶代理店が合弁で設立した高雄港勤が少ないタグボート保有数で大部分の業務を受注している一方、7隻のタグボートを保有する裕品実業は2012年に入札で業務を受託して以降、全体の15%しか請け負うことができていない。
裕品実業は、台中港や台北港ではTIPCの監督の下、公平な業務委託が行われていると指摘。高雄港でも同様の基準を導入するよう求めた。
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