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雇用主の医療費負担、台湾はアジア2位【表】


ニュース 医薬 作成日:2015年10月23日_記事番号:T00059986

雇用主の医療費負担、台湾はアジア2位【表】

 米系企業コンサルティング会社、マーサーはこのほど、全世界の企業による従業員の医療費負担について集計をまとめ、台湾の雇用主による医療費負担は対象29カ国・地域のうち、アジアで2番目、世界で7番目に重いことが分かった。

 それによると、台湾の今年1~5月の医療コスト増加率は7.4%で、世界平均の10.5%、アジア平均の11.6%を下回ったが、同じ期間の消費者物価上昇率(0.7%)と比較すると10.6倍に相当し、アジアではタイ(59.7倍)に次ぐ高さで、アジア平均(4.6倍)を大きく上回った。

 23日付工商時報によると、同社の許永燦総経理は、台湾で雇用主の医療費負担が重い理由について、「台湾は他国に比べ、新たな医薬品や医療器具を早期に採用する上、診断別関連群による支払制度(DRG)で自己負担の医療器具が増えたことなどで医療費が増大した」と分析した。