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高雄市、19年に石化タンク移転要望


ニュース 石油・化学 作成日:2015年10月23日_記事番号:T00059987

高雄市、19年に石化タンク移転要望

 高雄市政府都市発展局(都発局)は22日、中央政府に対し、高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期工事を計画通り完成させ、石化メーカーが製品の貯蔵・輸送施設の用地を取得し、2019年に高雄市中心部から移転できるようにしてほしいと要望した。23日付工商時報が報じた。


高雄港の大陸間コンテナターミナル第2期工事。高雄市は交通部、経済部に対し、計画を加速してほしいと訴えた(高雄市都発局リリースより)

 高雄市都発局は、昨年7月31日~8月1日に発生した大規模爆発事故は石化製品の貯蔵タンクが市街地近くにあることが原因で、埋め立て地に移転することを何度も要望しており、時期を早めることはあっても延期はあり得ないと強調した。

 高雄港周辺の亜洲新湾区(アジア・ニュー・ベイエリア)には石化製品の貯蔵タンクが199基あり、高雄市の経済発展と住民の安全の妨げと考えられている。