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全球一動、行政訴願で勝訴


ニュース 電子 作成日:2015年10月23日_記事番号:T00059988

全球一動、行政訴願で勝訴

 高速無線通信規格WiMAX(ワイマックス)事業者、全球一動(グローバル・モバイル)は今月初め、今後設置する基地局の大型から小型への一部変更申請が国家通信伝播委員会(NCC)によって却下されたことを受けて行政訴願を行っていたが、行政院訴願会は22日、同社の訴えを認めることを決議した。23日付工商時報が報じた。

 NCCは今年6月、全球一動の事業計画変更申請を受けて、同社は9月末までに大型の基地局717基および小型1,442基、計2,159基を設置する必要があると決議。しかしその後、全球一動は大型基地局の一部を小型に変更したいとの申請を行ったがNCCが却下。同社はこれを不満として撤回を求め、行政訴願を行っていた。

 全球一動によると、同社は8〜9月に1,700基余りの小型基地局を調達。今後さらに約300基を購入する予定だが、NCCの審査に合格しなければ設置を進められないため、同約2,000基の設置期限を1年に延長したい考えだ。

 12月10日に期限を迎える同社の事業免許更新についてNCCは11月5日に公聴会を開催して議論する予定としているが、更新が実現するかどうかは依然不透明だ。