ニュース 社会 作成日:2015年10月26日_記事番号:T00059999
芸能人やモデルを含む多数の女性に睡眠薬を飲ませて暴行したとして起訴された李宗瑞被告の上訴審で、最高法院は23日、女性5人に対する妨害性自主罪(性的自主権妨害罪)で有罪を言い渡し、判決が確定した。量刑は被害者1人ごとに加算され、合計懲役22年10月となるが、実際の量刑は台湾高等法院が定めることになり、最終的に同10~15年が言い渡される見通しだ。24日付自由時報が報じた。
李被告の暴行を受けたと認定された被害女性の数は一審で9人、二審で14人と変化し、上訴審ではひとまず5人について有罪が確定。残る9人については、対質尋問に手続き上の問題があったなどして、審理が高等法院に差し戻された。
李被告はさらに、フェイスブックで知り合った女性1人の意識がもうろうとしたのに乗じ、自宅に連れ込んでわいせつなビデオ撮影を行った事件でも起訴されており、一審で懲役4年の判決を受けた後、高等法院で審理中だ。
李被告はこのほか、女性19人を盗撮したとして妨害秘密罪(秘密妨害罪)で懲役2年3月の有罪が上訴審で確定し、現在台北監獄(刑務所)に収監されている。
李被告は当初、2009年以降に台北市内のナイトクラブなどで知り合った女性34人に睡眠薬を飲ませて暴行を加え、その模様をビデオカメラで撮影したなどとして起訴されていた。
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