オンラインゲーム大手の遊戯橘子数位科技（ガマニア・デジタル・エンターテインメント）は23日、モバイル決済子会社、楽点行動支付が金融監督管理委員会（金管会）から第三者支払いサービスに関する営業免許を取得したと発表した。年内に関連サービスを開始し、来年はさらに事業を拡大する方針だ。24日付経済日報が報じた。
観測によると、ガマニアは今後、傘下事業や全家便利商店（台湾ファミリーマート）、玉山創業投資、タクシー最大手の台湾大車隊、微程式資訊（マイクロプログラム）など戦略パートナーと協力して、同社の第三者支払いサービスが利用可能な場面をゲーム、電離商取引、娯楽、レストラン、交通機関などに関連するＯ２Ｏ（オンライン・トゥー・オフライン）分野で拡大していく計画とされる。
なおガマニアの第１〜３四半期連結売上高は前年同期比5.15％増の71億6,000万台湾元（約271億円）で、同期の過去最高を更新した。
