ニュース 金融 作成日:2015年10月26日_記事番号:T00060007
金融持ち株会社、永豊金融控股傘下の証券持ち株会社、シノパック・セキュリティーズ(ケイマン諸島、以下永豊金証券)は23日、香港の大手銀行、東亜銀行(BEA)の台湾と香港における証券部門、東亜証券(台湾)、東盛控股とその子会社(香港)を総額約28億5,000万台湾元(約106億円)で買収すると発表した。24日付工商時報などが伝えた。
買収額は東亜証券(台湾)が3億7,500万台湾元、東盛控除とその子会社が5億8,500万香港ドル(約91億円)。双方は3~4カ月にわたり交渉を続けてきた。台湾と香港の金融当局による認可には6カ月程度かかる見通しだ。
東亜証券は資産管理業務に定評があり、同業務の強化を目指す永豊金証券と相互補完が期待できる。また、東盛控除の買収により、香港を拠点とする永豊金証券(アジア)は香港の台湾系証券会社で2位の規模となり、将来的に香港上場を目指す。
永豊金証券の葉黄杞総経理は「買収は永豊金証券が資産管理業務にシフトする上で役立つ。証券業務からのグループへの利益貢献が3割に高まると期待される」と述べた。
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