ニュース その他製造 作成日:2015年10月26日_記事番号:T00060013
製紙大手、正隆(CLC)は23日の董事会で、ベトナム南部のビンズオン省に工業用紙工場を設置することを決議した。投資額は2億4,000万米ドルで、同社の海外投資としては過去最大規模となる。早ければ今年末に着工し、2018年上半期に生産を開始する予定だ。24日付工商時報などが報じた。
新工場の敷地面積は75ヘクタール。生産能力は30万トンで 当初は工業用紙需要が高まるベトナム国内向けに供給する。ベトナムの工業用紙輸入量は毎年15~20%拡大している。
正隆は東南アジアでの工業用紙の需要拡大、および東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の関税撤廃を好感しベトナムへの工場設置を決めた。今後、インドネシアやタイなどへの生産拠点拡大も視野に入れている。
同社はベトナムのビンズオン省とドンナイ省に紙器工場を展開しているが、フル稼働状態のため今年5月、ビンズオン工場に2億台湾元(約7億5,000万円)余りを投じて新規生産ラインを増設、月産能力を600万平方メートル拡大した。
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