ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年10月26日_記事番号:T00060014
中国鋼鉄(CSC)は23日、中国の鉄鋼最大手、河北鋼鉄集団(HBIS)と戦略提携に関する枠組み協定を締結した。両社は今後、経営管理、人材リソース管理、エネルギー環境保護、情報通信や自動化の高度応用などの分野で情報交換や協力を進めていく。24日付工商時報が報じた。
河北鋼鉄集団は2008年6月、唐山鋼鉄集団と邯鄲鋼鉄集団の企業再編に伴い発足した。5,000万トンの生産能力を擁し、昨年の粗鋼生産量は中国首位、世界で3位だった。
CSCの宋志育董事長は、鉄鋼業界は競争激化に加えて環境保護に関する法律も厳しくなっており、同業他社との差別化と利益確保の両立が課題となっていると説明。今回の河北鋼鉄集団との協定締結で双方の強みを補い合い、業界のレッドオーシャンから抜け出したいと抱負を述べた。
また、CSCは同日、12月の台湾域内向け鉄鋼製品価格について、7項目全てで据え置くと発表した。据え置きの理由として、中国などの鉄鋼メーカーによる減産が拡大すれば過剰供給も改善し市場全体の需要が上向くとの見通しを挙げた。
証券会社は、CSCは第4四半期、価格据え置きによって、小幅な増益を達成できるとの見通しを示した。
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