ニュース 社会 作成日:2015年10月27日_記事番号:T00060023
台湾では毎年、秋から冬にかけ強烈な北東季節風によって中国大陸から大気汚染物質が運ばれてくるとされるが、民間の気象情報会社、天気風険管理開発(ウェザーリスク・エクスプロア)は、きょう(27日)今年の第一波が飛来すると予測。あす(28日)はPM2.5(微小粒子状物質)による影響が深刻化するため、外出時にはマスクを着用するよう呼び掛けた。27日付聯合報が報じた。
高雄市のランドマーク、高雄85ビルもかすんでいた(26日=中央社)
ウェザーリスクの彭啓明総経理によると、中国からの汚染物質飛来により、台湾の空は秋以降、常に灰色に曇った状態になると指摘。特に同時期に乾季に入る中南部では、雨で汚染物質が大気中から排除されることがないため、大気汚染が深刻化するという。
一方、行政院環境保護署(環保署)は、観測データを基に、27〜29日は北東季節風が強いものの、冷気の南下は限定的で、中国大陸で砂嵐は発生していないため、台湾の大気への影響は大きくないとの見方を示した。ただ南部の住民に対しては、PM2.5濃度が上昇する可能性があるとして注意を呼び掛けた。
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