ニュース その他製造 作成日:2015年10月27日_記事番号:T00060024
台湾経済研究院(台経院)が26日発表した景気動向調査によると、9月の製造業の営業気候観測指数は89.97ポイントで前月から0.47ポイント下落し、2012年11月以降で最低となった。下落は4カ月連続だ。また、サービス業は82.10ポイントで前月比1.86ポイント下落し、09年3月以降で最低となった。建設業は79.86ポイントで0.77ポイント下落した。27日付工商時報が報じた。
台経院は、貿易の不振が要因とみており、第4四半期も台湾域内の景気にはまだ曙光が見られないとの見通しを示した。
また、製造業で半年後の景気が「良くなる」と回答した企業は15%と前月比6.3ポイント減少した一方、「悪くなる」は30.5%で前月比4.6%増加し、企業マインドが悪化していることが示された。
台経院は、製造業の指数は下落幅が縮小していると指摘しつつも、多くの企業で長期の受注が取れていないことを悲観的な見通しが増えた理由として指摘した。
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