ニュース 商業・サービス 作成日:2015年10月27日_記事番号:T00060026
経済部統計処が26日発表した統計によると、化粧品の1~8月生産額は119億台湾元(約440億円)で前年同期比11.6%増だった。経済部は、流行意識の高まりや近年の中国人観光客増加で、今年通年では178億~179億元となり、過去最高を更新すると予測した。27日付蘋果日報が報じた。
昨年の生産額は165億元で前年比2.4%増。内訳は、▽スキンケア用品、45.1%▽メイクアップ用品、20.6%▽シャンプーなど、16.7%▽その他、17.6%──。
化粧品の今年1~9月輸出額は2億8,200万米ドルで前年同期比13.3%増だった。スキンケア用品が全体の54.3%を占めた。輸入額は0.8%増の8億9,400万米ドルで、日本からの輸入が29.9%と最多で、フランスが14.9%、米国が14.7%と続いた。韓国は9.7%で、過去3年連続の2割成長だった。
経済部は、スキンケア開始年齢の低下、韓国ブーム「韓流」によるメイクアップ意識の高まりが生産額増加の理由と分析した。
経済部によると、化粧品生産額は2000年の好況時に、資生堂やユニリーバが台湾に進出したり、台塩実業(台塩バイオテック)が化粧品市場に参入したことで、一挙に175億元まで増え、過去最高を記録した。
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