ニュース 石油・化学 作成日:2015年10月27日_記事番号:T00060033
中国のポリエチレン(PE)生産メーカーは第4四半期、中海殻牌石油加工が10月18日から2カ月間の年次保守を計画するなどして、生産量が計106万トン減少する見通しで、供給圧力の緩和によって台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、台湾聚合化学品(USI)、亜洲聚合(APC)の台湾のPE大手3社が恩恵を受けそうだ。27日付工商時報が報じた。
今年は中国のプラスチックフィルムの需要期が例年より遅れる見通しだが、中国メーカーによる生産減がオファー価格を下支えする見込みだ。また、あるメーカーによると、PEの在庫は現在、一部の企業で正常な水準の3分の1にとどまるなど低い水準となっている。
台塑は中国・寧波で年産量7万2,000トンのエチレン酢酸ビニル共重合樹脂(EVA)の生産に着手し、USIとAPCは計9万トンのEVAの生産拡大を第4四半期に始める予定で、このことも長期的な業績への貢献が見込まれる。
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