ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中強光電が南京子会社清算、受注がゼロに


ニュース 電子 作成日:2015年10月27日_記事番号:T00060039

中強光電が南京子会社清算、受注がゼロに

 バックライトモジュール(BLM)大手の中強光電(コアトロニック)は26日、中国子会社の燦宇光学(南京)の清算を先週22日に申請したと表明した。燦宇光学はアップルのiPad向けにBLMを供給したり、韓国LGエレクトロニクスの南京工場とも取引があったが、10月19日以降は受注が全くなくなり、このことを清算理由に挙げた。22日時点で既に操業を停止している。27日付経済日報が報じた。

 同社従業員77人のうち、65人はすでに解雇しており、残る12人が残務処理に当たっている。今年末までに全ての手続が完了する予定だ。

 タブレット端末はスマートフォンの大型化に伴い需要が落ち込んでいる。市場調査会社、IDCの統計によるとタブレットの第2四半期出荷台数は前年同期比7%減の4,470万台、そのうちアップルのiPadは26%減の1,090万台となった。