ニュース 電子 作成日:2015年10月27日_記事番号:T00060044
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は、携帯電話チップ大手、クアルコムからの受注で、9月末から28ナノメートル製造プロセスでの生産量が急増した。27日付工商時報が報じた。
UMCはまた、第2四半期に車載用IC設計会社向けにプラットフォーム「UMCオート」を発表。第4四半期は需要期で、インフィニオン、テキサス・インスツルメンツ(TI)、NXPセミコンダクターズ、フリースケール・セミコンダクタなどIDM(垂直統合型の半導体メーカー)のチップが量産入りした。
外資系証券会社は、UMCは28ナノ、および自動車の先進運転支援システム(ADAS)向けチップ受注が相次ぎ、第4四半期稼働率が前期を上回ると予測した。12月以降に出荷量が上向けば、第4四半期の前期比減収幅は5~7%に縮小し、来年第1四半期は増収に転じ、第2四半期も増収と見込む。最悪の時期は過ぎ去ったと言えそうだ。
UMCの第3四半期売上高は353億2,000万台湾元(約1,320億円)で前年同期をわずかに上回ったものの、前期比7%減少した。9月売上高は前月比14.5%減の104億2,500万元と過去19カ月で最も低かった。
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