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PM2.5襲来、雲林県で濃度最悪に【表】


ニュース 社会 作成日:2015年10月28日_記事番号:T00060049

PM2.5襲来、雲林県で濃度最悪に【表】

 東北からの季節風の強まりとともに、中国大陸からのPM2.5(微小粒子状物質)が今秋初めて台湾に飛来しており、28日は空気の質が前日に続いて悪化した。PM2.5の濃度は午前11時すぎに、雲林県の崙背で109マイクログラム(μg)、麦寮で80μg、彰化県の二林で107μgと、いずれも行政院環境保護署(環保署)の10段階分類で最悪の「非常に高い」となった。


大気の悪化に伴い、台北市内でもマスクを着用する人が目立つ(28日=中央社)

 また、朴子(嘉義県)でも71μgを観測、忠明(台中市)と合わせて10段階で「8(高い)」となるなど、中南部一帯で空気の質が悪化した。環保署はPM2.5の濃度54μg以上を「高い」に分類し、目や喉の痛みが出た場合、屋外での活動を控えることなどを呼び掛けている。

 ただ、気象の専門家によると、あす29日には改善し、雲林・嘉義・台南地区、中部、桃園・新竹・苗栗地区では、濃度が35μg以下に低下する見通しだ。北部は濃度36〜58μgで引き続き「中程度」のままだが、28日よりは改善することが見込まれる。