香港の政治経済リスク評価コンサルティング会社が10日発表した2007年のアジア清廉度ランキングによると、清廉度１位は２年連続でシンガポールで、台湾は前年の５位から７位に、中国も７位から10位に順位を下げた。一方、韓国は８位から５位に順位を上げ、日本は３位だった。11日付工商時報が報じた。
同調査が対象としたのはアジア13の国と地域に駐在する1,400人の外国人ビジネスマンで、ビルマとバングラデシュは含まない。
レポートによると、中国では経済成長が非常に早いため、地位の低い公務員でも賄賂で大金が稼ぐことができる。懲罰は大変厳しいものの、それでも利益の大きさにつられ汚職がまん延しているという。
