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9月景気対策信号、4カ月連続で「後退」【図】


ニュース その他分野 作成日:2015年10月28日_記事番号:T00060053

9月景気対策信号、4カ月連続で「後退」【図】

 国家発展委員会(国発会)が27日発表した9月の景気対策信号総合判断指数は14ポイントで前月から横ばい、景気信号は4カ月連続で「青(景気後退)」が灯った。国発会は、輸出低迷が内需にも影響し、景気は減速状態にあると指摘した。28日付経済日報などが報じた。

 総合判断指数を構成する9項目のうち、「機械と電気設備の輸入額」は前月から1ポイント下落し、「緑(安定)」から「黃青(後退傾向)」に転落した。「M1B(現金通貨と預金通貨)」が1ポイント上昇し、「黃青」から「緑」となった。その他の項目は前月から変わらなかった。

 また、先行指数である領先指標総合指数は97.07ポイントと14カ月連続で下落した。

 呉明蕙・国発会経済発展処長は第3四半期が景気の谷底かとの質問に対して、「先行指標は下落を続けており判断できない」と述べた。

 第4四半期の見通しについて国発会は、欧米の景気回復や中国の利下げによって輸出の改善が見込め、景気が上向く可能性があると説明した。