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日本統治時代の神社、台東県内に再建


ニュース 社会 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060076

日本統治時代の神社、台東県内に再建

 日本統治時代の神社がこのほど、台湾の職人と日本の宮大工の手によって再建され、28日に落成式が行われた。29日付聯合報が伝えた。


今後は日本人観光客を含め、新たな観光スポットとしても注目されそうだ(28日=中央社)

 再建されたのは台東県鹿野郷の「鹿野神社」で、日本統治時代の神社が当時の場所に本格的に再建されたのは初めてだ。

 鹿野神社がある龍田村は日本からの移民が住んでいた集落で、神社は当時の台東製糖が住民の心のよりどころとして1923年に造営され、31年に同村の廟、崑慈堂横に移設された。しかし日本の敗戦後は使用されず、時間の経過で損傷が激しくなり、現在では台座を残すのみとなっていた。

 再建に携わった中冶環境造形顧問(LEF)代表の郭中端さんは「木材は全て日本から取り寄せた。ここは将来的に神社再建の参考モデルになる」と述べた。