ニュース 金融 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060085
台北富邦銀行は28日の董事会で、ロサンゼルス支店を閉鎖することを決議した。米国市場から撤退し、アジア市場に注力する。29日付経済日報が報じた。
米国市場撤退は、今年5月に発表した国泰世華商業銀行(キャセイ・ユナイテッド・バンク)に続いて、金融持ち株会社大手で2社目だ。
台北富邦銀行は、営業規模や管理コストを考え、当面は撤退し、アジア市場に重点を置くと説明した。台湾と米国当局の承認はこれからだ。
ロサンゼルス支店は設立22年。近年、現地の顧客開拓に力を入れたが、営業規模や利益の伸びは他の地域の支店より小さい。現在の融資残高は5億米ドル。
台北富邦銀行の海外支店は他に、香港、ベトナムのホーチミン、ハノイ、ビンズオンにある。来年第1四半期にシンガポールでも開業する予定だ。
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