ニュース 金融 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060087
銀行業界では最近、営業時間の延長取り消しが続いている。29日付経済日報が報じた。
スタンダードチャータード銀行(渣打国際商業銀行)はこのほど、台北市や新北市、中南部の一部支店で、従来は午後5時や午後7時まで延長していた営業時間を午後3時30分までに短縮した。天母支店の土曜日の営業も取りやめた。同行は、インターネットバンキングの普及で、支店の来店客が減少したためと説明した。
台北富邦銀行も9月より、台北101支店(台北市信義区)の営業を平日のみ、午後3時30分までに短縮した。これまでは海外からの観光客が多いことから、営業時間を午後7時まで延長し、土日も営業していた。
銀行業界関係者によると、通常の営業時間は午前9時〜午後3時30分だが、サラリーパーソンの利便性や、夜市(ナイトマーケット)に近いなどの立地を考慮し、一部銀行は営業時間延長や年中無休などに取り組んでいた。しかしネットバンキングの普及により、営業時間の見直しが始まっており、今後はネット利用を好む人が多い台北市、新北市で営業時間の短縮が進む見通しだ。
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