ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

メキシコが鉄鋼関税引き上げ、輸出5千万ドル損失予測


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060089

メキシコが鉄鋼関税引き上げ、輸出5千万ドル損失予測

 経済部は28日、メキシコが10月8日から鋼片、冷延、熱延鋼板、コイル、線材など97項目の製品の輸入関税を7~10%から15%に引き上げたと発表した。期間は6カ月。29日付工商時報が報じた。

 メキシコ通関の統計によると、メキシコが昨年台湾から輸入した鉄鋼製品は総額1億6,992万米ドルで、今回の関税引き上げ対象は35項目の5,138万米ドル、30.2%を占めた。

 経済部国際貿易局(国貿局)は、メキシコは台湾にとって中南米で最大の輸出先だと指摘した。昨年の輸出額は19億8,375万米ドル、今年第1~3四半期は16億7,985万米ドルで前年同期比15%増だった。メキシコは製造業、自動車業の発展が加速しており、台湾からの鉄鋼輸出はぞれぞれ27.3%増、10.7%増と高い伸びを誇っている。