ニュース 電子 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060090
電源装置最大手、台達電子工業(デルタ・エレクトロニクス)が28日発表した第3四半期の連結売上高は前期比15%増、前年同期比11%増の559億台湾元(約2,100億円)、純利益は前期比55%増の58億9,600万元で、いずれも過去最高となった。粗利益率28.2%、1株当たり純利益(EPS)2.42元も過去最高。買収した欧州の電源システム大手、エルテックの業績が連結決算で反映されたことが主因だ。29日付経済日報などが報じた。
海英俊同社董事長は同日の業績説明会で、公募増資に向けたブラックアウト期間に入ったため、第4四半期の見通しについては述べることはできないと説明した。同社の公募増資実施は1971年の会社設立以来初めてで、目標調達額は200億元余り。今年末に手続きが完了する予定だ。
証券会社は、デルタの例年の業績から見ると、第4四半期は非需要期で売上高は前期より減少するが、エルテックの買収効果で前年同期よりは良くなると予測した。
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