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UMC、Q4出荷減を予測


ニュース 電子 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060093

UMC、Q4出荷減を予測

 聯華電子(UMC)は28日インターネットを通じて開催した業績説明会で、半導体業界が在庫調整段階にあるため、第4四半期はウエハー出荷量が前期比で5%以内の減少となり、平均販売価格(ASP)も1%以内で低下するとの見通しを示した。証券会社はこの説明を基に、同社の第4四半期売上高は前期比6%以内の減少となるとの予測を提示した。29日付蘋果日報が報じた。

 UMCの顔博文執行長は、同社が注力する28ナノメートル製造プロセスについて「需要が強く製品ライフサイクルも長い」と説明。今年は研究開発(R&D)チームとFab 12A工場が、多くの28ナノ新製品をテープアウトから量産まで進めており、顧客からの28ナノHKMG製造プラットホームに対する多くの要求に対し、技術的に優秀でコストパフォーマンスの良いソリューションを提供できると語った。

 同社の第3四半期連結売上高は前期比7.1%減、前年同期比0.3%増の353億2,000万台湾元(約1,310億円)で、純利益は17億800万元と前期比で62.9%減少した。同期の生産ライン全体の稼働率は89%、粗利益率は20.3%だった。