ニュース 電子 作成日:2015年10月29日_記事番号:T00060094
IC設計大手、聯発科技(メディアテック)人事部を退職した元女性管理職が社内の人事資料を持ち出し、ヘッドハンティングに利用していたとして、台北地方法院検察署は28日、背任などの疑いで元女性管理職と同社元社員である夫を起訴した。29日付経済日報が伝えた。
調べによると、元女性管理職は2012年に同社を退職した際、社員3,000~4,000人分の人事資料を個人の電子メールに転送して持ち出したほか、エンジニアの内線番号を調べるため、夫のアカウントと暗証番号で社内システムにアクセスしていた。
元女性管理職は退職後にヘッドハンティング会社を設立し、持ち出した社内資料に基づき、業界他社への転職を働き掛ける電話をかけた。
メディアテックは個人情報が流出している疑いを強め、内部調査の結果、元女性管理職による資料持ち出しが判明し、捜査機関に告発した。同社では過去8年に4件の営業秘密流出事件が起きている。
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